2012年3月21日水曜日

今、ミドリガメの子ガメを飼育しています。 甲羅が少しやわらかくなってきているの...

今、ミドリガメの子ガメを飼育しています。

甲羅が少しやわらかくなってきているので、心配です。


甲羅をかたくさせる方法(食事や環境の改善等)はありませんでしょうか?



回答お願いします。







子ガメなら柔らかくてもしょうがないかなとも思うのですが、

明らかに柔らかいなら、成長バランスが悪い証拠です。



カメはカルシウムを摂取して甲羅や骨を形成しますが、このカルシウムが

甲羅などになる過程に於いて必要な物が「ビタミンD3」です。

このビタミンD3は紫外線を浴びる事によって、皮膚下で生合成されます。



カルシウムの方は餌にふんだんに含まれているのですが、紫外線は

屋外飼育ではほとんど浴びる事が出来ません。よって人工的に紫外線を

照射するライトなどを設置してやるのがベストなんですが、、、、、、

http://www.w-monster.com/Reptile_Supplies_content/UVA_UVB.htm

結構高いです。しかも、1年程度で紫外線は照射されなくなり、定期的に

買い替える必要があります。





個人的には、日本で野生化している水棲ガメはそこまで強力な紫外線は

必要としていないので、今の時期を除いて暖かくなってからしっかり日光浴

させるように心がければ、紫外線ライトは必要ないと思います。

(現に、我が家のイシガメ達は、そういった環境で育っていますが、

毎年健康診断の折りに「健康優良児」と褒めてもらえます)



しかし、本来なら冬眠していて成長がぱたりと止まっているはずである

冬場に、紫外線が浴びれないにも拘らずたくさん餌を与えて成長させようとすると

とたんに甲羅が柔らかいとか骨に異常が出て来るといった不都合が発生します。



お小遣いに余裕があるなら、紫外線ライトを購入して照射してやる事を

オススメしますが、それが難しいようでしたら、水温をやや低め(15〜20度)に

して 餌なども控えめにして管理してやって下さい。



あと、気休め程度なのですが、爬虫類用にとビタミンD3が市販されています。

与えすぎると「過剰症」になってしまいますので、極わずかづつ、水槽水に

添加するとか、餌にまぶしてやるなどしてもいいですね。

http://www.w-monster.com/Reptile_Supplies_content/Vitamins.htm








ビタミンD不足によるクル病です。亀に日光かライトをあてて甲羅干しさせ、ビタミンDの合成をさせます。煮干しや乾燥エビなどでカルシウムを補給します。悪化すると、甲羅の淵が反り返ります。







赤ちゃんだから甲羅はまだ柔らかいのだと思いますが、

紫外線不足だと思います、





今の時期は寒くて難しいですが



暖かい日中に短時間でもいいから甲羅干しをさせるといいですよ。



出来ないときは紫外線ライトを使います。



他には下記サイトを参考にしてください。



http://cutesplash.dyndns.org/~yuko/kameo/kame2/sick/koura.html

0 件のコメント:

コメントを投稿