2012年3月27日火曜日

牛乳と豆乳はどちらが栄養がよいですか?

牛乳と豆乳はどちらが栄養がよいですか?

豆乳になくて牛乳にある栄養ってあるのでしょうか?







■牛乳(左)vs豆乳(右) 栄養価比較■

エネルギー:67kcal/46kcal

たんぱく質:3.3g/3.6g

脂質:3.8g/2.0g

炭水化物:4.8g/3.1g

ナトリウム:41mg/2mg

カリウム:150mg/190mg

カルシウム:110mg/15mg

マグネシウム:10mg/25mg

リン:93mg/49mg

鉄:0.0mg/1.2mg

亜鉛:0.4mg/0.3mg

銅:0.01mg/0.12mg

マンガン:0.00mg/0.23mg

βカロテン当量:6μg/0μg

ビタミンA:38μgRE/0μgRE

ビタミンD:0.3μg/0.0μg

ビタミンE:0.1mg/0.3mg

ビタミンK:1μg/4μg

ビタミンB1:0.04mg/0.03mg

ビタミンB2:0.15mg/0.02mg

ナイアシン:0.1mg/0.5mg

ビタミンB6:0.03mg/0.06mg

ビタミンB12:0.3μg/0.0μg

葉酸:5μg/28μg

パントテン酸:0.55mg/0.28mg

ビタミンC:1mg/0mg

飽和脂肪酸:2.33g/0.35g

1価不飽和脂肪酸:0.87g/0.40g

多価不飽和脂肪酸:0.12g/1.00g

コレステロール:12mg/0mg

食物繊維:0.0g/0.2g

食塩相当量:0.1g/0.0g

※各100g当たりの栄養価比較



■牛乳■

●牛乳はカルシウム豊富!

骨や歯のためだけでなく、免疫力や体力アップにも大切な栄養素です。

体に必要なカルシウムは1日600mgですが、平成14年度の国民栄養調査では、平均摂取量は550mgで不足しています。

牛乳ならコップ1杯で1日当たりの必要量の1/3を満たすことができます。



●牛乳は良質のたんぱく質!

牛乳のアミノ酸スコア(たんぱく質の質を100点満点で評価する)は100で、とても良質なたんぱく質です。

牛乳たんぱく質(カゼイン)から生じるCPP(カゼインホスホペプチド)はカルシウムなどのミネラル類を溶けやすくし、吸収を助けます。



●牛乳に含まれる乳糖の役割!

腸内細菌の繁殖を助け、カルシウム、マグネシウムの吸収を良くする作用があります。



■豆乳■

●豆乳といえばイソフラボン!

ポリフェノールの一種で、女性ホルモンの働きを助けます。構造は似ているようで全く異なりますが、更年期障害の緩和や、骨粗鬆症予防、乳がん、前立腺癌予防が期待できます。血中悪玉コレステロールの低下、血圧を安定させる効果なども知られています。一日に必要なイソフラボン量は30~50mgと言われています。コップ一杯で摂取することができます。



●大豆オリゴ糖の効果!

ビフィズス菌の働きを活性化するので、腸内環境を整え、便通を良くします。



●鉄分が豊富!

男女ともほとんどの年齢層で摂取が不足しています。特に20代~30代女性は充足率56%と最も不足しています。豆乳は牛乳に比べて鉄分が豊富です。女性に多い鉄欠乏性貧血の改善や予防の助けとなります。



●大豆サポニンって何?

大豆に含まれるえぐみ、渋みの主成分で、コレステロールや中性脂肪を下げる効果が知られています。また、酸化を防ぐ力もあり、動脈硬化、血栓症の予防に効果があります。



http://www.ishizue.com/minnanoie/special/00025.html








個人的な意見ですが、豆乳の方が総合的に優れていると思いますので、下記を参考になさってみてください。

豆乳の成分を語るうえで、よく引き合いに出されるのが牛乳です。

どちらも優れた飲料である事に変わりありませんが、栄養的にはどのような違いがあるのかと言うと、まず牛乳は動物性食品であるのに対して、豆乳は植物性の食品と言う事です。どちらもアミノ酸バランスの優れた食品ですが大きな違いはエネルギーでしょう。豆乳のエネルギーは牛乳の70%ほどなのです。



牛乳のエネルギーが豆乳より高いのは、脂質と炭水化物が多く含まれている為ですが、たんぱく質の量では豆乳の方が勝っています。良質のたんぱく質は十分に摂りたいけれどカロリーはひかえたいと言う人には豆乳がお勧めです。



豆乳が牛乳に負けてしまうのはカルシウムの量です。

牛乳はカルシウムを多く含む食品の中でもトップクラスで一度に食べられる量から摂取できるカルシウムとしては最も優秀です。しかも他の食品と比べて吸収されやすいと言うメリットが、あります。豆乳はカルシウムの量は少ないのですが、鉄分は牛乳の10倍、マグネシウムも2倍以上含まれているのです。貧血ぎみの人は朝豆乳を飲むと良いようです。

また、生活習慣病の予防に役立つビタミンEも、豆乳がリードしています。ビタミンEの抗酸化作用が若々しい体を保ってくれるでしょう。



そのうえ豆乳には「お腹ゴロゴロ」の原因となる乳糖が含まれていない為、胃腸の弱い人でも飲むことができます。先にも述べましたがカロリーは牛乳と比べ低いですし、コレステロールもゼロなので、特にダイエット中のたんぱく源として、豆乳はお勧めだと言えるでしょう。

http://www.milcook.com/to/001/post_3.html

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