2012年3月28日水曜日

太陽光浴びないとどうなる?

太陽光浴びないとどうなる?

太陽光を週に1~2回ぐらいしか浴びない生活を送っているとどういう症状がでますか? 詳しく教えて下さい。

1~2回は大体2~3時間ぐらいです。



死にますか?







・・・・・太陽光浴びないとどうなる?



紫外線が健康に与える害はわかっていると思いますが、

紫外線にも良いところはないのでしょうか?

紫外線の恵みを整理してみます。





(1)紫外線はビタミンDの合成を促進します



ビタミンDは食物からカルシウムや他のミネラルを吸収するのに不可欠なものです。 年配者のグループを対象に、日光を余分に浴びることで食事からカルシウムを摂取する能力が向上するかどうかを評価するため行われた実験があります。

まず全員が1日に約200IUのビタミンDを食事から摂ります。紫外線を含む天空光と同じフルスペクトル の光の中で生活するグループと、通常の室内の光(紫外線を含まない)で生活するグループに分けて評価した結果、紫外線を受けないグループはカルシウムの摂取量が25%減り、紫外線を受けるグループは15%増加しました。つまい、紫外線を受けるグループは紫外線を受けないグループより食事からカルシウムを40%多く摂取したことになります。





(2)紫外線は血圧を下げる



紫外線にあたると健康な人も高血圧の人も血圧が下がることはすでに1900年代初めにわかっています。たった一度紫外線による治療を受けただけで、高かった血圧が劇的に低下し、その効果が5?6日続くこともわかっています。





(3)紫外線は心臓の力を高める



紫外線を照射することで、平均39%の心臓血液拍出量が増加したという研究結果もあります。つまり心臓の働きが活発になり、より多くの血液が送り出されたことになります。





(4)紫外線により、心電図の読み取りや

アテローム性動脈硬化症患者の血液分析データが改善される.



脳のアテローム性動脈硬化を患っている患者169人に紫外線治療を行い、1年の追跡調査の結果、患者全員の脳の循環がよくなり、仕事にも復帰できたという研究成果があります。同じような結果が他の研究でも得られています。





(5)紫外線はコレステロールを減らす



高血圧と関連のある循環器障害の患者に、紫外線を照射する実験が行われました。最初の2時間で患者の97%は血清中のコレステロールレベルが約13%低下しました。しかも、そのうち86%の患者は24時間後もこのレベルを維持していたとのデータがあります。心臓病にかかわる他の脂肪(グリセリンの1?3個の水酸基が脂肪酸と結合してできるエステル)が紫外線を照射すると減少することも特筆すべきことです。









(6)紫外線は体重の減少を助ける



「戸外で飼われている家畜は、屋内で飼われる家畜ほど簡単に太らない」という報告があります。

このことは多くの研究で確認されています。「紫外線にあたると動物は体重が減る」、この効果の原因は紫外線が甲状腺を刺激し、甲状腺が代謝を活性化させてカロリーを燃焼させるという事実によるものと考えられています。





(7)紫外線は乾癬の治療に効く



国立乾癬財団(The Nathional Psoriasis Foundation)は、この皮膚病の患者に紫外線をあてると80%が回復すると報告しています。





(8)紫外線は性ホルモンの分泌レベルを高める



米国ボストン州ルモン(エストロゲン)の急激なピークは「危険であって不必要だといわれている紫外線領域290ナノメートル内」にあることがわかっています。このこ立病院の研究報告によると、紫外線によって男性ホルモンが120%まで増加することが指摘されています。また、別の医学実験によると発情ホとは女性が紫外線にあたると発情ホルモンがきわめて増えることを示しています。夏になると女性が活動的になるのはこのためかもしれません。





(9)紫外線は大切な皮膚のホルモンを活性化する



ノースカロライナ大学の研究者は、ソリトロール(皮膚中のホルモン)が松果体ホルモンのメラトニンと連携して働くことで、日光と闇に対する体の反応を調整することを明らかにしました。ソリトロールはビタミンD3の一種と考えられ、メラトニンとは逆に、心の状態の変化、24時間周期リズム、季節的な再生を生み出す働きをします。紫外線に活性化されてつくられたソリトロールは体の免疫系だけでなく、調節中枢の多くによい影響を与えてくれます。つまり体内時計の調整が図られるのです。





過度の紫外線は体によくないと初めて唱えた世界的に有名な光生物学者のジョン・オット博士でさえ、「日光のあらゆる波長は有益である」、そして「生命を養い、健康な免疫性を維持するためには最小限の紫外線は必要である」と言っているのです。








ビタミンDが欠乏する可能性がありますが、サプリメントで補うことが可能とききました。

だから、昔母子手帳にあった「日光浴をさせる」という項目がなくなったとか。



ちなみに、イギリス留学中に、アフリカ(ボツワナ)からの留学生で冬場くる病になった人がいました。

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