私は毎朝明治乳業の「ラブ」という商品を飲んでいます。私の中では、「牛乳から脂肪分をいくらか減らし、鉄分を補充したもの」という解釈で摂取しているのですが、これは栄養的に間違った解釈ですか?
私も味が好きでたまに飲んでいます。
「牛乳から乳脂肪分をいくらか減らし、鉄分、炭酸カルシュウム、ビタミンD3、ビタミンB12、微量の乳化剤を加えたもの」ではないでしょうか。http://www.meinyu.jp/product/milk_drink/meijilove/ ラブの詳しい説明です。
牛乳そのものを飲むよりは、間違っていないと思います。
牛乳にはリンがたくさん含まれていて、このリンが増えると骨のカルシウムは溶けだし、それまで体内にあった同量のカルシウムと結びついて、リン酸カルシウムとなって体外に排泄され、骨はスカスカになっていってしまうことになります。
実はこのように牛乳を飲むほど逆に体内のカルシウムが減少していっているのです。
考えてみれば、牛乳をよく飲んだ世代の人たちの方が骨粗しょう症になっている人が多くありませんか?
「たくさん牛乳を飲んでいるのに・・・」という人こそ、たくさん飲んでいるから骨がもろくなったと言えるくらいです。正反対です。
つまり、牛乳の飲みすぎにより、余分なカルシウムと一緒に必要なカルシウムや他の栄養素まで排出してしまいます。
アメリカで骨粗鬆症が多いのは牛乳の摂り過ぎからだと実証されているデータもあり、歯の健康についても、実際は牛乳の飲み過ぎによりカルシウムが奪われ虫歯になり易くなると裏づけされています。
団塊の世代の人達が、「牛乳は体に良い」という情報をすりこまれて育ったため、彼らの子供たちもたくさん牛乳を摂取するようになり、昨今はアレルギー体質の人が増えている原因にもなっています。 小さい時より牛乳をたくさん飲み続けていると、ぜんそく、鼻づまり、アトピー性皮膚炎、潰瘍性大腸炎などをおこすアレルギー体質になり易くなっていきます。
1歳前後から、牛乳を飲ませるよう栄養指導がされていますが、あまり早期から牛乳を推奨するのもどうでしょうか?
やっぱり牛乳は字のごとく、牛のための乳であるということですね。
赤ちゃんに母乳の初乳が大切だと言われているのも、腸壁を丈夫にするため免疫力を高めるということと、本来の消化吸収機能に適しているということが関連しているのですね。
最近は 病院においても 下記URLのようなことが研究されています。
http://www.icc.or.jp/message/tsutaetai/milk/index.html
http://eon.fc2web.com/tokusyu/gyunyu.htm
http://www.mitomo.com/doc/c100.htm
参考になさってください。
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