2012年3月21日水曜日

リクガメのベビーにカルボーンを与えているのですが、

リクガメのベビーにカルボーンを与えているのですが、

ガリガリとよく食べます。

また、粉末の炭酸カルシウムもゲージに置いていて、それも食べています。

カルシウムの取り過ぎはあるのでしょうか?

取り除いた方がよいのか教えてください。

よろしくお願いします。







カルシウムを過剰に与えるのは、まったく問題が無いわけではないようです。



文献の中には、「カルシウム過剰では、高カルシトニン血症を起こす。」との記載があります。

カルシトニンとは、甲状腺からのホルモンで、血中カルシウムを低下させる働きがあります。高カルシウム血症のときに分泌され、骨からのカルシウム移動を減少させます。

多量のカルシウム投与の場合、それに伴うリン投与が必要であり、ビタミンD3のレベルが最適でないと障害を誘発するそうです。

(参考:世界のカメⅢ 分類と病気)



質問者様のリクガメが現状の摂取量で過剰投与の範囲に入るかどうか判断しかねますが、リクガメが好んで食べているようですのであまり心配ないように思います。

リンは果物やトマト、レタス、ニンジンなど含有量が多いため、よほど多量のカルシウムを投与しない限り、通常でリンの投与の必要はほとんどないと考えていいと思います。

また質問者様の飼育環境で、そのリクガメが太陽光を十分に浴びていて、ビタミンD3が必要量リクガメの体内で合成できる環境であれば大きなリスクは無いかもしれません。



リクガメのエサはカルシウムとリンの比率が4~5対1となるのが理想で、通常の飼育下ではリクガメにエサを与えていると、リンに対してカルシウムが不足がちになります。飼育書では、爬虫類のカルシウムはリンを含んだカトルボーンよりも炭酸カルシウムだけのものを推奨しています。



カルシウムの採り過ぎが心配なようでしたら、粉末のカルシウムも食べているようですので、リンの含有量が多いカトルボーンを取り除くことをオススメします。



十分体内でビタミンD3が合成できるように、なるべくリクガメを戸外に出して太陽の光をあてることをオススメします。熱射病対策も忘れずに。屋内飼育の場合は紫外線灯は必ず設置してくださいね。








ベビーの時はカルシウムと紫外線が一番。野菜しっかり上げとる?

野菜は野草無理なら、チンゲンサイ、小松菜、モロヘイヤ等

緑の濃い野菜を中心に上げて下さい。カルシウムは取りまくってなんぼw

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