2012年3月9日金曜日

尋常性乾癬の件でお尋ねします、私の場合、顔、足、手の他ペニスの亀頭部に3回ほ...

尋常性乾癬の件でお尋ねします、私の場合、顔、足、手の他ペニスの亀頭部に3回ほど出ました、今回は尿道口中心に8ミリ位のが出来ています、ビタミンD3の薬はありますが塗ったことわなく自然によくなっていま

した、亀頭部やはり薬ぬらず良くなるのを真っても良いのでしょうか回答宜しくお願いします。







乾癬は治りづらい疾患です。悪化要因を知り、生活習慣を見直してあせらず根気よく適切な治療を続け、快適な生活を送りましょう。症状としては皮膚から少し盛り上がった赤い発疹の上に、銀白色のフケのような垢が付着し、ポロポロとはがれ落ちる病気です。もともと欧米人に多い病気でしたが、最近は日本人にも多く見られ、10万人以上の罹患者がいるといわれています。乾癬が起こるはっきりした原因はまだ分かっていませんが、体質的な要素(遺伝的素因)に外的な因子(感染症、精神的ストレス、薬剤など)、内的な因子(糖尿病、高脂血症、肥満など)が加わることで、発病するのではないかと考えられています。乾癬は慢性の病気といわれていますが、根気よく治療を続け日常生活を少しでも改善することで、ほとんど乾癬のない状態を長期間保つことができます。乾癬は慢性で軽快と悪化を繰り返しますから一律な治療方針はなく、罹患者の病気の程度、おかれた状況に応じた治療法を選択することになります。通常、外用薬(塗り薬)からスタートしますが、外用薬にもステロイド外用薬、ビタミンD3外用薬などがあり、各々、特性が異なります。内服薬(のみ薬)としては、レチノイド、シクロスポリン、メソトレキサートが主なものです。これに紫外線療法を加えた3つ(外用療法、内服療法、光線療法)が基本的な治療法です。関節炎が強い場合は、痛み止めののみ薬を使います。また発疹の程度にかかわらず乾癬に対し内服薬を使う可能性が高くなります。乾癬は慢性で発疹を繰り返し作る病気ですが、治療により発疹が完全に消失する経験は30~70%の罹患者でみられますし、長期にわたって発疹がでない、あるいは自然消褪する罹患者もまれではありません。現実に病院にかかる乾癬患者さんの数は50歳代をピークに減少していきますから、加齢とともに軽快、治癒している可能性が高いと考えられています。亀頭部の塗布は受診時にご相談されることをお勧め致します。

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