日光浴って背のびるんですか?
紫外線の一種であるUVBは、別名健康線ともいわれ、コレカルシフェロールをビタミンD3へ変換します。
ビタミンD3の活性体はカルシウムの体内への取り込みや骨代謝に関与しているので、ビタミンDが不足すると
骨粗鬆症など骨形成に支障をきたします。
日光に全然あたらないとビタミンD不足で関節の形がおかしくなったり、背が通常より低くなる、ということもしられています。
したがって、日光浴をすることは、骨の形成に重要な意味を持っているということになります。
病的に背が低くなることを防ぐ意味でも日光をあびることは大切です。
ただ、そんなに日光浴をしたからといって背がぐんぐん伸びるかというと、残念ながらそういうわけではありません。
浴びればその分だけ伸びるということはないと思います。
ただ、骨の形成に必要なビタミンDは、日光により活性化されます。ビタミンD不足は「くる病」などの成長阻害を引き起こすので、特に乳幼児期にはある程度日光浴させることが成長の上で良いといわれます。
また、光周期活動(日周活動)に関係するメラトニンは、成長ホルモンの分泌と関係しているとされており、ずっと暗い室内で生活するとこれらが乱される可能性があります。
健康な生活と成長のためには、ある程度日光に当たることが大事なのかもしれませんね。
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