尿細管でカルシウムの再吸収
尿細管でカルシウムの再吸収にかかわるホルモンはパラソルモンとなんですか?
活性型ビタミンD3ですか?
カルシトニン (calcitonin)
哺乳類では甲状腺のC細胞、その他の脊椎動物では鰓後体から分泌されるペプチドホルモンで32アミノ酸から成り、カルシウムとリンの代謝に関わる。カルシトニンは循環血中のカルシウム濃度を低下させるが、その作用は主として(1)小腸からのカルシウム吸収抑制(2)骨における破骨細胞活性の抑制、(3)腎尿細管におけるカルシウムおよびリンの再吸収抑制による。副甲状腺ホルモン(上皮小体ホルモン PTH)に対して拮抗的に働くが、その作用は弱い。
活性型ビタミンD(カルシトリオールまたは、1,25-ジヒドロキシコレカルシフェロール)として、次の方法により血中のカルシウム(Ca2+)濃度を高める作用がある。
腸からカルシウムの吸収を高め血中濃度を高める。
腎臓の働きによりカルシウムの血中から尿への移動を抑制する。
骨から血中へカルシウムの放出を高める。
また、ビタミンDは免疫反応などへの関与も示唆されている。
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