2012年3月20日火曜日

成人スティル病です。 最近膝が腫れてきて関節に注射をして痛みは取れたのですが、...

成人スティル病です。

最近膝が腫れてきて関節に注射をして痛みは取れたのですが、

膝が曲がりにくく、階段を使うのがつらい状況になりました。

今治療として、プレドニンを8ミリ服用していましたが関節炎が

悪化したのでプレドニンを10ミリにするこになりました。

私は12歳の時からプレドニンをずっと使用してきてパルス療法も

しました。今は40歳前ですが副作用で骨粗しょう症になりました。

今の骨密度は約70パーセントです。病気がなかなか安定しない

のでいつもプレドニンが減量できず、10ミリを飲み続けています。

骨粗しょう症の薬を飲んでいますが、このままプレドニンを飲んでい

たら骨粗しょう症は進行していくのでしょうか?

先生には閉経した後に骨折する可能性が高いといわれて不安で

いっぱいです。







再発と寛解をくりかえすタイプのスティルの方でしょうね。骨密度70%はちょっと心配される気持ちはわかります。カルシウムやビタミンD・Kなどにつての食生活など注意されているでしょうし、プレドニン10ミリを続けるとなるとステロイド骨粗鬆症は進行していくかもしれません。プレドニン2.5ミリ3ヶ月以上使用時は骨密度に関係なくビスホスホネート製剤(リカルボンやボノテオなどいろいろ)を使用することになっていますので心配ですね。ビスホスホネートが服用困難な場合は活性型ビタミンD3やビタミンK製剤なども考えられているでしょう。骨のお薬は何種類もありますので、もしいろいろ試されつくしていないようでしたら主治医と検討されてはいかがでしょうか。あるいは更年期前の早期閉経や若年女性の無月経による骨量減少にはエストロゲンなどの女性ホルモン製剤などやSERMなどイプリフラボン製剤も今までは評価が低かったのですが最近はビスホスホネート製剤に匹敵する効果があるものも出てきていますのでこちらもあわせて検討されてはいかがでしよう。ただしSERMに関しては未閉経であった場合はまだ適応されていませんので閉経後ということになるかもしれませんし、薬によってあなたにとって向き不向きがあるかもしれません。どうぞお大切になさって下さい。

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