卵詰まりの症状ってどうなったらやばいですか?
発情を止めることもできず、お腹もぽッこりしてきたコザクラインコがいます
紙をケージに運ぼうとしてましたが出来るだけ排除してましたが
しかし体重も増え出して・・・
こりゃ卵かなって・・・
しかしなかなか産まなくて
紙千切りは加速して…しかしへたくそなうちの子はケージはなかなか運べません
仕方なくちぎった紙をケージに運んであげると巣のようなものになって来ました
・・・
もうすぐかなかって思っているのですが
なかなか産みません
お腹を触ってみても硬くなく(でもぽッこり)
あぁ~また硬くならなかったのかなぁって
今まで何度か卵を産んでますが一度もまともな硬い卵を産んだことがありません
元気にはしてるので・・・
このまま様子を見ようとは思っているのですが
近くに専門の病院もなく若干不安になってます
【回答 初稿 (追記有り)】
● > 今まで何度か卵を産んでますが一度もまともな硬い卵を産んだことが
> ありません
この一文にとても心配しています。ということは、今までの産卵は、いつも軟卵だった
ということでしょうか? もしそうであれば、慢性的にカルシウム不足を起こしていたの
では… と危惧致します (後述致します)。
● > 卵詰まりの症状ってどうなったらやばいですか?
卵詰まりの症状としては、腹部膨満、不活発、膨羽、いきむ動作、呼吸促迫、食欲
不振、多飲による水分過多便、黒いタール状の粘液便、便秘 などですね。もう、
見るからに如何にもしんどそうな状態になります。通常、排卵後24時間以内での
産卵になりますので、それ以上の時間が経過していると思われ、上記の症状が
見られたら、速攻で獣医さんに受診されることが必要となります。
● > 元気にはしてるので・・・
> このまま様子を見ようとは思っているのですが
「元気にはしてるので」 とのことですが、私はあえて、できるだけ早いうちに一度、
獣医さんを受診されることをオススメしたいと思います。軟卵を起こすほどのカルシ
ウム不足は、メスにとっては極めて危険な状態で、通常の食事の改善 などだけでは
間に合わず、実際には、栄養注射のような緊急の処置を要するようです。今回は、
まだそこまで重篤な状態ではなさそうですので、注射とまではいかない (ことを祈り
ます。私個人的にも、注射には抵抗があります) かも知れませんが、「このまま様子
を見よう」 だけは、オススメ致しかねます。
なお、獣医さんへの受診では、より適切な治療を速やかに受けるためには、例え
遠方であっても、一般の動物病院ではなく、鳥専門の (もしくは 鳥の診療に詳しい)
先生のおられる病院を選ばれることを強くオススメ致します。鳥を診られる病院リスト
(よそさまのサイトです。ありがとうございます m(_ _)m ) を下記に貼っておきますね。
小鳥を診てくれる獣医さん紹介 - nifty
http://homepage2.nifty.com/ikedachunko/byoin.html
● また、卵詰まりの原因としては、初めての・若齢での産卵、寒さ、メスの健康・栄養
状態の不良 (特に カルシウム不足) などが挙げられますので、卵詰まりの防止対策
としては、これらの原因を、今後除去していくことが必要です。ですので、よく保温をし
(軽度の卵詰まりであれば、安静&充分な保温 〔場合によっては 35℃近くでもOK〕
だけでも改善し、自力での産卵にこぎ着けることも可能です)、栄養バランスの良い
餌 (特に、カルシウム源・青菜。栄養補助剤 〔「ネクトンS」 など〕 の併用も効果有り)
を充分に与えてあげて下さい。
カルシウムを吸収・代謝するには、カルシウム自体の摂取だけでなく、カルシウムを
体内で吸収・代謝するのに必須のビタミンである 「ビタミンD3」 の獲得が、共に必要
です。「ビタミンD3」 は、先の coffee19680617 さまもお書きですが、日光中の紫外
線に当たることにより、鳥の体表で合成されます。「ビタミンD3」 は、魚類の肝臓に
多く含まれるのですが、植物食の鳥にとっては 通常の食事で摂取することは難しく、
そのため、上記のような 「ネクトンS」 など (「ビタミンD3」 とカルシウム化合物を共
に含有) で補うことにも意味があるのです。「ネクトン」 には複数の種類がありますが
(下記引用 下段)、今回は、通常用・汎用の 「ネクトンS」 (下記引用 上段) を挙げ
ました。実際のご使用には、用いる種類も含めて、獣医さんにご相談頂くことをオス
スメ致します。
ネクトンS 35g
http://item.rakuten.co.jp/cap/10000246/
[NEKTON]ネクトン・TOP
http://www.papie-c.com/items/nekton/
ご参考まで。長文失礼致しました。 どうかお大事になさってください。
【2012/01/10 追記】
補足を拝見しました。ありがとうございます。
まず、「ネクトンS」 をお持ちでしたら、「時々」 でなく毎日の使用をオススメ致します。
次に、病院は、もちろん鳥専門があればいいのでしょうが、「鳥も診てくれる病院」
でも良い先生がおられる病院は、ちゃんとあります。以前の産卵時にも治療して
頂いたのであれば、(質問者さまがこの病院を不安視しておられるのでなければ)
今回も診て頂いたら如何でしょうか?
質問者さまもご無理をなさらず、ご自愛下さい。^ ^
〖dotabatasann さまのご質問〗
それだけしても軟卵を産んでしまうのならば、遺伝的に軟卵しか産めない個体か、親や祖父母、あるいはその前に無理な繁殖をした結果、生殖器にダメージを受け正常な殻を形成できない個体かもしれません。
その場合は、何をしても正常な卵は産めないので発情をなるべく抑えて産まないようにするしかないです。
それでも卵を持ち詰まった場合は、やはり病院を頼るしかないです。
そうじゃないかもしれませんし、ない方が良いですが、そういうこともあるという事を頭の隅にでもおいておいてください。
メスが、ケージの底でうずくまりだすと相当危ないですので、そろそろ危ないかなと思います。
1度、専門の病院に電話かメールを出して、どのくらいまで様子を見ていいのか指示を仰いでみてはいかがでしょうか。
何度か、卵を産み落としているようですね。
ご経験があるのなら、私も少し安心です。
卵つまりは
・目がうつろになりながらも餌を必死で食べる
・羽毛を膨らませて、床などに座っている
卵つまりの原因はほぼ軟卵です。
ご存知かと思いますが、日光浴が作り出すビタミンDが足りないのでしょう、カルシウムが効率よく摂取してない可能性があります。
この時期の卵つまりは
季節が冬なので、日光浴が足りないからです。
ガラス越しでは紫外線の波長が短いために日光にはあたっていますが
ビタミンDを形成するまでいたらないのです。
そのためにはボレーでは足りないので
ネクトンMSAなどビタミンDとカルシウムが一番有効です。
http://www.papie-c.com/items/nekton/msa/msa.html
それと、発情を皆さん止めようとされますが・・
一般家庭には無理です。
方法は「絶食に近い状態」にまでしないとならないからです。
「強制換羽」をご存知でしょうか。
養鶏所のメス鶏は発情をほぼ1年中しているから
卵を産むのです。
しかし、産卵をし続けるとサイズがどんどん肥大し、売り物にならないのと
卵の質が落ちるので秋から冬にかけて、養鶏所では絶食させ
強制的に発情を止めさせて、換羽を引き起こさせます。
別に羽を新しくするからではなく、
発情が停止すると、「換羽」が起きるから強制換羽と呼ばれるだけです。
つまり、
強制的に発情を止めさせることです。
1週間、何も食べさせず、水のみです。
日照時間も8時間程度まで徐々に落としていきます。
弱いメスドリは落ちたりしていきます。
これが動物虐待・・といわれるようになり、ぬか・きなこで乗り切ろうと
餌が開発されましたが、なかなか発情が止まらないのが実情で実行している養鶏所はまだ少ないのが現状です。
発情を止めさせたい=絶食できますか?
なので、質問者様のとおり、卵を産ませ(カルシウムで乗り切り)
産ませたら、抱卵させ、換羽がくるのを待つのが一番です。
それと、卵つまりでうずくまったりしている場合は
フゴを保温し(28~30度・湿度50%)をすればぽろっと産み落とします。
産み落とすとけろっと元気になります)
保温器具がなければ、フゴ半分を濡れタオルをかけ
コタツの中に置くのも効果があります。
参考まで
>>補足読みました。
晩秋から冬にかけ、繁殖をするカエデ鳥科の紅雀を飼育しています。
多産で、気をつけていたものの、軟卵で卵詰まりを起こしました。
カルシウムを与えても・・ここが注意です。
ボレー、液体カルシウム、カトルボーン粉末、日光浴全部やりました。
けど
この冬は足りないのです。
そしてネクトンMSAを与えたら、2回目も3回目も無事産卵・育児をしています。
カルシウムにも質がありますよ。
病院へは私も行きません。小鳥が心身ともに衰弱します。
慣れない移動、知らない人につかまれる、いろいろなにおい・・・
なので、いつでも対処ができるように保温器はご用意お願いしますね。